ふみまろ歌会

  • 2013.10.11 Friday
  • 20:01

ふみまろ歌会
 

■梓弓はるけき朝にページ繰る音さへ冴へて初秋のそら
 

 第四回ふみまろ歌会 お題「本に関連するもの」
 

■すりおろすセロリほのかな鼻声の諭されゆきぬ 灯のともるころ
 

 第五回ふみまろ歌会 お題「あたたかいもの」
 

■ゆびきりの余熱ひとつをまとひつつ みづきり石を追ふ夜光虫
 

 第六回ふみまろ歌会 お題「結ぶ」
 

■ゆくゆくは詩溜まりとなる詠草の余白さやけし緑道をあゆむ
 

 第七回ふみまろ歌会 お題「道」
 

■葬送はなほ廻るらむ斎場のまだ見ぬ梅の蕾ゆるめり
 

 第八回ふみまろ歌会 お題「無を感じさせるもの」
 

■まるくなる日やいつ来たる早緑の午後わらび餅はかくも甘かり
 

 第九回ふみまろ歌会 お題「やわらかいもの」
 

■深爪の赦しのやうに生ゆるゆゑ星月夜きみと見果てぬものを

 第十回ふみまろ歌会 お題「爪」


■きみの発つ駅は亡骸ゆふさりにひとひとりとふ靴音ともし

 第十一回ふみまろ歌会 お題「駅」

■春服のタグはづしたる老母の手の繊維のほつれのごときあかぎれ

 *老母=(はは)


 第十二回ふみまろ歌会 自由詠


短歌点関西歌会、通称・ふみまろ歌会。
 

じぶんはその第四回目から参加させていただいています。

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  • 2018.05.08 Tuesday
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